さてさて,カヤックもできない(水不足),釣りもできない,日中は暑すぎるということで,荒雄湖畔公園キャンプ場を離れることにしました.ここは,真夏よりもゴールデンウイークあたりがいいかもしれません.
木陰があって,かつ湖畔というと目的地はここしか思いつきません.
そのまま一般道を北上して田沢湖経由に行くか,東北道に出て北上するか迷いましたが,高速を利用すれば昼過ぎには到着できそうです.土曜日ですが,込む前にサイトを選べるかもしれませんしね.なにしろ昨年は,お盆休み真っ盛りの宇樽部キャンプだったので,砂利の駐車場にランステを張るはめになりましたから...
宇樽部キャンプ場には,ちらほら先客がいらっしゃいましたが,なんと一番前のサイトが広々と空いていました.数泊の滞在予定ですので,ランステを張るには広いスペースが必要ですし,なおかつ,木陰!!!
実はさらに湖よりにもテントを張るスペースはありますが,とど達には真夏日の日差しが耐えられないでしょうね.
DSC−TX5ちゃんが復活して,スイングパノラマがまた撮れるようになりました.でも,カヤック上は揺れるので撮影が困難なのが玉にきず... 写真クリックで拡大します.
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さーて,今回の目玉は...乙女の像でごわす.右の御蔵山のある半島の付け根(宇樽部キャンプ場)から,中山半島の根元にある十和田観光あたりまでカヤックで向かう予定です.
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朝6時過ぎに出発して,べた凪の湖面を漕ぎだします.暑くなく心地よし.半島から半島へ漕ぎ渡ったその後に,向こうから観光船がやってきました.ちょっとのんびり漕ぎすぎたのか,観光船の始発時間を過ぎてしまいました.向こうから大波がやってきます.特に双胴船からの二重の波はちょっと怖い.
しかも,遊覧船は目的地方向からやってきて,遠くに避けることはできません.残念ながら,乙女の像は諦めた方がよさそうです...無念なり.
結局,中山崎の辺りで引き返すことにしました.この辺りは水の透明度もさらに増して,岩と松の木が美しいところです.猛禽類も盛んに飛んでますが,遊覧船が来たら全部飛んで行ってしまいました.
対岸の見晴し台からはすばらしい景色です.左側の矢印が宇樽部キャンプ場で,右の矢印が中山半島の先っぽで,無念にも引き返して来た地点です.
中湖の辺りは最も深く,観光船も頻繁にやってきますので,安全対策が必要ですね.でも,いつか湖側から乙女像を訪れてみたいなあ...最悪,帰りはタクシーを使っちゃうとかね.
日中は暑いのでだらけていると,アウトドアショップによるボイジャーの体験会が始まりました.この辺は見晴らしも良く,湖にも最も出やすいのですが,日光を遮る物がなく日中は灼熱地獄です.それに,昨晩の暴風で,ここに張ってあったテントが崩壊してました.ランステも危なかったのですが,やっぱりソリステと,前方に張り出したポールが効いたみたいです.やっぱり*は素敵!
風がやむと,夕方には無数のトンボが飛んできました.これだけ沢山飛んでくると,ちょっと感動しますよ.
夜は鮮やかな星空が広がります.テントは南向きですので,正面に天の川と射手座,蠍座が見えます.残暑見舞いの写真(前回の)とほぼ同方向ですよ.
射手座の弓あたりは,天の川が美しく見えるところです.(写真中央) ちなみに,東京23区で天の川が最後に観察できたのは,もう30年も前のことだそうです.これだけくっきりと見えると,にわかに信じがたい話ですね.
週末はブンブンとジェットスキーが湖中央からキャンプ場前を往来して,とても対岸に向かう気にはなれません.でも,平日になると湖面は静かになって,うねりや濁りもありません.キャンプサイトの向かいには岸には川が流れ込んでいて,水は澄んでいてとっても冷たいんです.かじかちゃんもたくさんいます.半島方向と違って上陸できるところも結構あります.
そういえば,カヌーライフ6号では野田氏がカジカを焼いて酒に入れると妙味だとおっしゃってましたね.やってみたいけど,ちょっと可哀想でもありますね.(水中撮影)
さて,とど1号が行ったことがないというので,奥入瀬も見てきました.ここは観光渋滞ですね.アウトドア派は別に行く必要はない気がしますが,それでも4kmほど歩いてきました.日中は暑すぎてやることがないので,ここで涼むのはいいかもしれません.虫もいませんし...
あ,奥入瀬は十和田湖から流れ出している(釧路川みたいに)ので,水温はぬるいんですよ.なので,ヤマメを見つけたかったら,冷たい支流が流れ込んでいる辺りですね.昔は奥入瀬も釣り可だったと思いますが,今はどうなんでしょ?
あんなこんなで,十和田湖には3泊しちゃいました.もう,北に向かう気力はなく,カヤックもほどほどに堪能したので,寄り道しながら帰路につきましょかねえ,,,
追記
お盆前後のニュース1,2で,十和田湖の中湖の湖底から,戦時中の練習機が発見されたとのことです.中湖は陸からは近寄りがたく,水深も最も深くて300m以上あります.(冒頭の図)ご冥福をという言葉で表せない感慨深いものがありますね.
またbloggerのシステムが変わりました.写真をいっぺんに追加できるようになったみたいです.ちょっとやってみます.
湖岸で照らされるボイジャー |
早朝 |
半島近くは本当の絶壁で,岸からすぐに深淵となります. |
キャンプ場からすぐ見える絶壁です.あの辺りまでがスクールコースですね. |
恐竜の骨のような朽ちた木です.昨年と変わりありません. 湖底はもっと安定していて,練習機も眠っていたのでしょう. |
キャンプサイトの対岸は浅瀬が広がります.上陸してのんびりもいいですね. |
一つ前の写真の砂は,この川が運んで来たのでしょう. 湖水と違って凄く冷たく,足を入れていられません. 真夏にはここでビールを冷やしておきましょう. |
ボイジャーと赤とんぼ. |
...写真の貼付がすごく楽になったような気がします.でも,ブログ更新が認識されていないような...
2 件のコメント:
コメントありがとうございます。
私も十和田湖を漕ぎたかったです。
変なこだわりを捨てて、ツアーに申し込めばよかったと後悔しています。
また、何処かでご一緒できると良いですね。
これからちょくちょく寄らせていただきます。
異能☆得手(艶) 様
ご訪問ありがとうございます.こちらこそちょくちょく拝見させて頂きますね.
那賀川もぜひ行きたいんですが,新潟からだとちょっと遠目ですよねえ...
とど2号
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