2010年3月16日火曜日

キャンプ事始め その2 スノーピークのヘキサタープ

幕に映し込まれた枝の陰がゆれるのを眺めるのは,心地よい時間です.涼しい風と木と湖の香りとを楽しみながら...


もうすぐそんな季節になりますね.









10年以上も前,キャンプについて何にも知らず,釣りのためだけに野営を始めましたが...モスオリンピック以外に,当時の揃えたグッズが今でもいくつか残ってます. 

多くの物...寝袋やらコールマンのベニヤテーブル,チェアなどは残念ながら破棄したり,紛失してしまいました.

キャンプシーズンにはまだちょっと早いので,最初に購入した品々のうち,今でも使っている品,なくなってしまった物などをいくつか思い起こしてみます.



# まずは白が鮮やかなスノピのお皿.ずーっと前に揃えてましたが,全部なくなってしまいました.捨てなくても良かったかも...記憶違いでなければ現行の皿と同じだったと思います.昨年に大皿(耐熱ガラス)をまた買いました.丈夫で大きいお皿が結構便利で,赤いテーブルクロスを敷いた上に並べると映えます.



# NY chair ...当時は名前も知らず,最近になって通のブログで教わりました.ふらっと釣り具を見に行った某アウトドアショップで購入して,部屋で使ったり,渓流の浅瀬で水上に座ったりと愛用し続けてボロボロです....今は色も褪せて,壊れたネジを付け替えて使ってます.唯一の難点は,色褪せすぎて写真に映えないことぐらいでしょうか?



# スノーピークの焚き火台L 当時はたぶんLしかなくて,Lサイズとあえて表記されてなかったんじゃないかと思います.渋谷?新宿?ハンズで見かけて,どこかで購入.今では普通に使われている焚き火台も,当時は台が必要なんて思いもしませんでした.それでも,この重くて高くてアホな台をフルセットで買ったのは,夢のダッジオーブンのため!! 以前は焚き火台に選択肢なんてなく,重いオーブンが乗せられるのはこれだけだったんです.一昨年はキャンプなしでBBQだけですが結構使用しました(下図).でも,薪はあんまり燃やさずに焚き火台というより,炭火のBBQ台になってます.

改めて考えてみると,あの時代に焚き火台という発想で商品化したのはすごいと思います.それに,これ...ものすごくかっこいいと思っちゃったんですよねえ.若かりし頃...



専用袋の持ち手は重さと劣化のために引きちぎれてしまいました.





# ユニフレームの深底鉄板ダッジオーブン...当時,新製品だったような? あれだけダッジオーブンに憧れて,肝心なところで銑鉄(鋳物?)ではなく安易な鉄板を選んでしまった自分がちょっと恥ずかしいです.オーブンではなく単なる鍋と化してますが,鍋ならアルミ製はもっと便利でしょうねえ.







# EPIのストーブとEvernewのチタンクッカー:

EPIのストーブはランタンとともにそろえました.熟考して選んだわけではなく,よくわからないまま買ってしまいました.すぐにもっと小さいストーブが欲しくなって,折りたためるサイズのものを手に入れましたが,どちらにしてもほとんど使用はしてませんでした.なんと,当時のガス缶がまだ2つほど残っていて,全然使わなかったのがわかりますが,最近になって高頻度で使用してます.
最近よく使用して思うのは,火周りの円形風防が非常に効率的で,折りたたみものよりしっかりと沸かしてくれるなあと...結構気に入ってます.主観ですが,いいですよ.(でもバックパックにはでかい?)

Evernewチタンクッカーは最高です.出費の元をとるぐらいに使用した数少ない品(これとNY chairぐらい?)でしょうか? 黒ずんでるのは,米国で百回ぐらい焚き火にかけていたためで,炭だけならここまで黒くはならないでしょう.相当激しい使い方をしましたが,取っ手がちょっと焦げただけで,全く問題がありません.上の焚き火台に乗ってるクッカーはダメですねえ.これも激しく使いましたが,耐久限界です(米国で購入だったかな?).




意外と雪棚は便利です.少なくとも風の影響はほとんどありません.




# そして...自慢のスノピタープです...(嘘)

これは...たぶん雑誌でタープっちゅうものを見て欲しくなってしまったんだと思います.当時は高級品ではなかった*製品? ですが,タープを使ってる人もほとんどいなかったような気がします.まあ,そういう人が集まるキャンプ場にも行かなかったので怪しい記憶ですが...

印象に残ってるのは,檜枝岐の西根川だったでしょうか.清流を釣り上ると,親父たちが河原で宴会をしています.上にも下にも工事用のブルーシートを広げて...テントやらタープなんていらないじゃん...そんな中でこれを張る勇気なんてありませんでした.

それでも,東北に釣り旅行をして閉伊川のキャンプ場に泊まったときには,これを組み立てようとしたことがあります.でも,張り方がわからず,おそらくサイトの広さも全然足りなかったと思います.ちょっと広げただけでポールの金具を壊して,そのまま10年以上も粗大ゴミとなってました.なんど捨てようとしたかわかりませんが,一度も組み立てられないままに捨てるのも悔しすぎるので,処分できずにいました.

そして時が経て...インターネットがこの間に発達し...親切に組み立て方を紹介しているサイトに簡単にアクセスできるようになり,さらには懇切丁寧にyou tubeでは動画解説まで...

ついに昨年夏に初張り(姫川河原で試し張り)となりました.光の加減で青く見え,しばらくはブルーだと信じてましたが,実際はグリーンです.苦節?12年!! ようやく日の目をみたタープです...茶系が多い最近の幕体の中で,The North Faceの黄色いテントに合うのはこれしかないと思い,手放す理由もなくなって使ってます.

ただ,有効面積は狭いし,日焼けもしそうですね...あ,実戦初投入した沼沢湖では豪雨に耐えましたよ...



初張りだし,ペグ固定ではないので,弛んでいるのはお許しを...
腹のことではない.


さてさて,買ってから,10年ぐらい押し入れで粗大ゴミと化していた品々が,今は結構大事なおもちゃになってます.思い入れもありますしねえ...書いているうちに,今年のきゃんぷが楽しみになってきました.

それと,昨年もいくつか物欲を満たしましたが,長持ちするいいものはどれでしょかね?


軽い色がデイキャンには良し.
茶もいいですが,合わせるテントが茶系でないとちぐはぐなのが難.
全部スノピにすればいいのでしょうが...



番外...ユニセラ

じつはこれも持ってたんです.もちろん,ロングやらショートやらはまだ発売されてなかったと思います.番外なのは,ショックな思い出があるからでしゅ...

あれは...川俣湖で湖のフライフィッシングを楽しんでたときです.渓流と違って釣りながら移動しなくてすむ湖なので,ちょいとユニセラで焼き物をしてたんです.でも日帰りするには,熱々になったセラミックが冷めなければ仕舞えません.他のグッズを片づけて,ユニセラだけちょっと放置冷却しておいたら,あっという間になくなってしまいました...




熱いからちょっと置いておいたんです.普通に考えて,捨てたわけはないでしょう?...

トラウマになって再購入はできずにいます.でも,買うならサンマが焼けて,たくさん肉が乗るロングでしょうねえ...


次回はキャンプことはじめ(米国編)を書こうと思います.

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