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2020年11月14日土曜日

Hydrothermal Features @ YSNP

2010年9月書いた記事の焼き直しです.

もう30年ちかくも前のことでしょうか? 

学校の図書館でふと手に取ったNational Geographicsの写真に衝撃を受けたのは今でも良く覚えています.説明の文章はほとんど記憶にありませんが,その写真はなんて美しい場所なんだろうと感動しました.そこには,段々になったテラスの上から流れ落ちてくる温水と,テラスの鮮やかな色.究極の造形美が世に現れたMammoth Hot Springs Terraceが写し出されていました(記憶は多少美化されているかもしれませんが).残念ながら,完全に同じ風景は今はもう見ることはできません.


固まった石灰に埋もれた木の枝


この数十年の間に泉は枯れて来て,巨大なテラスは白い廃墟のようになっています.自然の作り出した見事な彫刻は魂を抜かれた巨大な白い石灰の固まりになってしまいました.なぜなら,水が涸れただけではなく,鮮やかな色を作り出していた特殊な細菌,温泉菌(正確には好熱菌:thermophilesというらしいですが) も一緒に死滅してしまったからです.(ここでの温泉菌は肺炎で騒がれていたレジオネラではないですよ.)


それでも当時を偲ぶような生きた泉も一部が残っています.今回はイェローストーンのHydrothermal Featuresについてお話をしてみましょう...(また超オタク話ですので,お忙しい方はご遠慮ください)



2015年6月10日水曜日

...う~ん... 


ご無沙汰しております.

最近,図書館通いをしています.本代が節約になるなあ...なんて思ってたのですが.
ついつい大物を買ってしまいました.異色の写真集です.


ちょっと英語の勉強をしようかと思って見始めたTEDですが.実は話が面白くて日本語で読んでたりしてます.どれも面白いので毎日感想を書きたいぐらいですけれど,最近のヒットはこれ.

Jimmy Nelson .歳を取ってくると,こういう人達(写真集の被写体たち)に親近感が湧いてきます.環境が違っても,根は変わらないんだろうなあって.

http://www.beforethey.com





British museum 展,良かったです.ウルのスタンダードは美しく,これだけでも入場料の価値あるように思えます.それと,好みなのが ”ベニン王国の飾り板” でした.飛び出して動き出しそうです.


2010年12月22日水曜日

Zeiss Planar & オーバル インテンションの末裔

Carl Zeiss Makro Planar 50mmで少し撮影してきました.しばらくは不自由でもこれ一本で行こうと思ってます.

今回も,付け焼き刃の知識と聞きかじった情報に,かなりの私見を加えて書いてますので,内容に立腹しそうな方は読まずにスルーしてください.情報の信頼度にも疑問がありますのでご了承を.

カリフラワーだそうですが,抹茶味アポロチョコみたいです.
協力 A alla Z  野菜ソムリエ氏

テントの写真以外は全てD90&Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZF.2です.ブログにアップした時に彩度の劣化が著しいみたいですが,iPhoto上で見る限りは色がいいような気がしてます.

2010年11月1日月曜日

L'essentiel est invisible pour les yeux

職探しのためすこし仕事をしようと思いまして定期更新をしばらくお休みします.ブログを楽しみにしている危篤奇特な人には申し訳ありませんが,お許しください.



どうでしょう,美しい星空ですよね.ぜひ,写真クリックで拡大して見てください.

NikonD90 & 35mmF1.8G ISO3200, f3.2 15s WB auto @庄助 in October


写真はすごく有名な星座を(適当に)撮影しました.それと,右上に少し変わった星があるのが見えますでしょうか?

何が写っているのかが一目でわかる方は今回は読まずに飛ばしてください.星座初心者のとど達は自分で撮影したのに何座を撮ったのかもわかりませんでした.

2010年10月7日木曜日

Maia Nebula 小野川湖後編

むかーしのことですが,イタリア風にカッコええ髪型にしてもらおうと思って,フローレンスの駅近くの床屋に入ったことがある.少し混んでいるのでは繁盛している床屋だと思い安心して順番待ちをしていたら,散髪を終えたお兄ちゃん達が次から次へとみんな”モヒカン刈り”だった.モヒカン専門店かと思ってすごくビビっていたら,意外と人の良さそうな店主が大丈夫だからちょっと待ってろと言う.いや,正確にはなんと言ったのかわからないが,たぶんそうだったのだろう.なにしろ,あちらは英語がわからないし,こちらもイタリア語はオッケーぐらいしか知らない.

店から逃げることもできないので,とにかくモヒカンだけは勘弁してもらおうと思って見本になる髪型を探したけれど,どのヘアースタイル紙も奇抜なものばかりで参考にならない.ヘアー専門誌はあきらめて大衆紙を手に取ったら,いいのがあった...

髪を短く切ったブラッド ピット♡. ブラピみたいなこういう髪型にしてくれと身振りで伝えたら,店主は何度も雑誌と見比べながら一生懸命カットしてくれた...

でも,あれだけ一生懸命雑誌を見ながらカットしてくれたけれど,ぜんぜんブラピに似てなかったのは,店主の腕か,それともモデルのせいか??

夜明けではなく,月が昇るところです.

最近,頭のてっぺんから禿げて河童みたいになってしまったので,モヒカン希望しても自前の髪では出来なくなってしまったのがちょっと悲しい.


話は戻るが,ブラピは昔から大好きで,リバーランズ スルー イット や TROYがいい.一番好きなのは”ジョーブラックによろしく” (Meet Joe Black)で,ブラピとこの映画についてはいつか書きたい話題だ(ロマンチックなとど2号).

2010年9月22日水曜日

L'Étoile, ou la Danseuse sur Scène

せっかくの秋晴れ連休でしたが,残念ながら上司命令で湖とは反対の都会で週末を過ごすはめになってしまいました.というわけで,アウトドアネタではなく,とど上京その?です.それとまたしてもオタ話ですので,外遊びがお好きな方には時間の無駄ですんませんでごわす.  → 執筆中に全部消えたのでお粗末です.いつか追記します.






師匠のお嬢様はなんと山ガールなんだそうです.さすが流行(はやり)を押さえてまちゅなあ...そんでもって親娘で穂高とか登って,なんとも微笑ましいでごわす.

師匠というのは,小学三年生J組の担当で,沢山の弟子がいる業界の重鎮?です.でも気は若くてどこにでも気軽に出かけて行き,今度はブラジルに遊びに行くそうです.そういえば,師匠に初めてお会いしたのは10年近くも前で,調度ブラジル帰りでした.師匠には教え子が沢山いますが,とど2号も少し弟子入りしてました.おそらく最も不肖の弟子かもしれません.

今回は下働きのために上京したとど2号ですが,久しぶりに師匠に会えたのは嬉しかったです.


2010年6月22日火曜日

寝具,神具,ZING? やっぱりMSRか...

ビジュアル重視という割には,メタボな体系は増悪の一路をたどっているトドx2であるが...

やはりビジュアルで良しというのは,MSRだと思う.テントデビューはモスオリンピックだったし...それに,カタログと某ブログに魅せられてしまった.軽量というのも,グッド.


タープだけ持って,近所でデイキャンプ♡





2010年5月8日土曜日

キャンプ事始めその4 後編 The Geology of the Grand Canyon


今回は,アウトドアではなくオタクねたです.

カンブリア宮殿という番組がある.だいぶ以前から放映されていたようである.司会者が...だったので敬遠していたが,最近になってよく見る.若かりし頃,そう”愛と幻想のファシズム”の頃に乱読したが,過激さを好む筆癖に辟易して,メルヘンチックな春樹をむしろ好んでいた.が,最近は司会者二人にすごく魅力を感じ始めている.番組内容も良く,タイトルもカンブリア紀にあった生命の大爆発から引用してつけたセンスもいい.


話は逸れるが,20年ほど前にスカイ島近くのバーで飲んでいたら,隣にいた英国の弁護士夫妻が ”ヨーロッパで一番美しいところはノルウェーの森よ” と教えてくれたことを思い出す.機会があったらアビスコや スカンジナビア一の山ケブネカイゼなども記したいが,あれは彼らの言うノルウェーの森だったのだろうか?


さて後編.滞在2日目は,キャンプ場を離れてトレッキングへ.目指すは片道3.2km,標高差450mのスパイトンネル.


two hikers relaxing on the Coconino Sandostone Plate



グランドキャニオンの遊歩道のうち,North Kaibab TrailはNorth Rimと言われる北側の村から谷底に降りることのできる唯一のトレイルである.途中の断層であるSupai Tunnelまでは(4 miles / 6.5 km round-trip)であるが,標高差は400mあり下りから始まる.(帰りは上りである)

頑張れば南側まで歩いて行けそうであるが,谷底のコロラド川までは往復で45km,標高差は1800mある.(Round trip to the Colorado River is 28 miles / 45 km and the trail descends almost 6,000 ft. / 1,800 m.)パンフレットに,川が渡れるとは...書いていない.(すいません,ちゃんと確認してません.)

上記写真のここ,Coconino overlook(シャレではない)まではトレイルヘッドから250mほど下ってやってくる.